白鳥晴都(しらとりはると)さん主演映画『ぜんぶ、ボクのせい』の完成披露上映会(2022年7月24日(日)@新宿・武蔵野館)に行ってきました。舞台挨拶もあったので、生の白鳥晴都さん、オダギリジョーさんに会うことができました!映画と舞台挨拶の感想をお届けしたいと思います。
[お知らせ]
映画『ぜんぶ、ボクのせい 』
メインビジュアル、予告編、追加キャストが解禁しました。是非、チェックしてください!
公式サイト
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白鳥晴都(しらとりはると)『ぜんぶ、ボクのせい』でいきなり映画主演!
白鳥晴都(しらとりはると)さんはスターダストプロモーションに所属する、現在中学生(14歳)の俳優さんです。
まだデビューまもない方なのですが、すでに映画出演のご経験もあり、テレビドラマでは『2月の勝者』で生徒役を演じられたこともあります。
今回の映画、『ぜんぶ、ボクのせい』では、オーディションを勝ち抜き、いきなり主演俳優となられた実力派。
おそらく、所属事務所であるスターダストプロモーションもいち推しの期待の俳優さんじゃないかな~なんて私は思っています。
白鳥晴都(しらとり はると)さんに関する詳しい記事はコチラをご覧ください!↓
『ぜんぶ、ボクのせい』の大まかなあらすじ
『ぜんぶ、ボクのせい』で、白鳥晴都さんは児童施設で暮らす中学生の優太(ゆうた)役を演じています。
優太(ゆうた)は、学校でも施設でもいじめられて居場所がなく、いつも独りぼっち。
いつか実の母親である梨花(松本まりか)が迎えに来てくれることを心待ちにしていますが一向に現れず。
ある時思い立って、施設を飛び出し地方の母親の住むアパートへ向かいます。
ようやく母親と再会を果たし、母親は優しくしてくれるのですが、同居する男性に依存する荒れた生活を送っていました。
母親は優太を育てることができないため、もう一度優太を施設に送り込もうとしますが、優太はそれを嫌がり逃亡を試みます。
そして当てもなく逃げついた場所は、海辺の街。
そこで軽トラック生活を送るホームレスの男:坂本(オダギリジョー)に出会います。
また、ときどき坂本の元を訪れる女子高生の詩織(川島鈴遥)とも顔見知りになります。
詩織は裕福な家庭で育つも、心には誰にも言えない苦しみを抱え、その寂しさを紛らわせるため援助交際をしています。
そんな互いに寂しさを抱える3人の毎日を描いた作品でした。
『ぜんぶ、ボクのせい』を鑑賞したきっかけは?
映画『ぜんぶ、ボクのせい』は、上映前に予告映像がYoutubeにあげられていたのですが、私はその短い予告を見ているだけでも胸が締め付けられるような重い内容だなという印象を受けました。
私は、子供が辛い思いをするような作品がすごく苦手なので、この映画自体はあまり見たいとは思わなかったのですが、近々舞台挨拶付の上映会があるということを知って、ちょっと気になりだしました。
生で白鳥晴都さんやオダギリジョーさんを見たい!!!
重そうな内容の映画には、あまり気が進まないけど、気になる俳優さんを近くで見れるチャンスです。
とは言え、コロナの第7波が来ていて、毎日東京都内の感染者数は増える一方・・・。
ここ何年かは、コロナ感染を恐れるがあまり、映画鑑賞や舞台挨拶、舞台鑑賞を慎んできましたが・・・まあチケット取れるかどうかがわからないので、とにかくトライしてみて万が一取れたら勇気を出して行ってみようと思い立ちました。
軽い気持ちで挑んだチケット発売日。
今回の『ぜんぶ、ボクのせい』の鑑賞会は、新宿にある武蔵野館という小さな劇場で開催されるものでした。
チケットは「ぴあ」などから購入するのではなく、武蔵野館の公式サイトから直接購入するものです。
チケット販売日当日は、劇場も小さそうだし、早い者勝ちのチケット争奪戦で勝てる気がしないと半ばあきらめ気味でトライ。
今まで一般販売でとれた試しがないので…。
でも、なんとかサイトにはすんなり入れ、席を選ぶところまでは進められました!
いい感じ!でもカード番号入れるところでとちってしまい、時間のロス。
ああ、もう駄目か?!?!とまた諦めモードになりかけましたが…無事2席ゲットできていました!
席番号はF列なのでわりと前だな~と純粋に嬉しかったです。
『ぜんぶ、ボクのせい』をみた感想!!
『ぜんぶ、ボクのせい』の上映は、予告はなくいきなり本編から始まりました。
白鳥晴都さんの全世界を敵だと思っているような鋭い目つきが印象的なスタートでした。
児童施設でも職員にも他の児童にも誰にもなじめず、孤立している感じが見ていてとても辛かったです。
もう誰も信用できないと世の中を斜に構えている表情や態度で、より人が近寄りがたいオーラを放っているように思えました。
でも久々に母親に再会できた白鳥晴都さん演じる優太の表情は、途端に柔らかくなり、子供らしい子供に戻りました。
そのギャップを演じる白鳥晴都さんがすごいなと思いました。
どこにでもいそうなお母さんが大好きな子供を演じる白鳥晴都さんは、本当に可愛かったです。
でもそんな優太は、結局母親から施設に返されそうになります。
母親に呼ばれて訪ねてきた施設職員のお迎えを振り切り、見知らぬ海の町に逃げてきた優太は、オダギリジョーさん演じるホームレス:坂本に出会います。
…と、ここまで辛すぎる場面の連続だったのですが、坂本が現れてからは、雰囲気が一転。
オダギリジョーさん演じる坂本の一言一言が面白く、クスっと笑えるがちょくちょくあって、これまでちょっと緊張していた私の気持ちも和んできました。
それよりも何よりも心救われたのが優太だと思います。
最初は口数の少なかった優太ですが、しだいに坂本に心を開き、なついていきます。
二人のやりとり見てるとほのぼのしとした気持ちになりました。
途中から現れた、女子高生の詩織を演じる川島鈴遥さん。
彼女もまた何か心に闇を抱えている少女なのですが、似た者同士の3人でのやりとりが、とても平和に思えました。
その後はいろいろ悲しい展開が待っているのですが…。
…『ぜんぶ、ボクのせい』を見た感想は、最初に想像していたほど果てしなく暗いだけの映画ではなかった、ということです。
優太と坂本の一見怪しいホームレス生活が、見ていて本当に楽しくて、いつまでもこんな生活が続いたらいいのにな、ずっとこんな二人の様子を見ていたいな、と思ってしまいました。
まあ、いいことは長く続かなかったのですが…
私的には、ちょっとモヤモヤとした感じで終わったこの作品。
でも最後のエンディング曲である大瀧詠一さんの「夢で逢えたら」で、暗くなった気持ちがまた少し軽くなったように思いました。
『ぜんぶ、ボクのせい』の舞台挨拶はどうだった?
エンディング曲で救われた後は、お楽しみの舞台挨拶!
ここでもまたテンションが上がり、より救われます 笑
私の席はF列だったのですが、D列までは人がいて、それより前は空席だったのですが、舞台挨拶の時間になるとメディアの人たちがはいってきて、前の席に座る形となっていました。
登壇したのは、松本優作監督、白鳥晴都さん、オダギリジョーさん、川島鈴遥さんの4人。
白鳥晴都さん、舞台挨拶というもの自体が初めてだったそうで、ちょっと緊張されてるのかな~という感じでした。
映画の中の人とは打って変わって、柔らかい、始終ニコニコの笑顔が素敵で可愛い方でした!
司会の方から質問を受けると、まず「はい、」と返事してから丁寧に答えて下さる感じ、とにかく初々しさ全開でしたよ~!
我が息子を見守るような形で、白鳥晴都さんを見守っておりました。
映画をいつ撮影されたのかわかりませんが、その時に比べて身長伸びた?っていう印象を受けました。
中学生ですし、成長ざかりですもんね~!まだまだ身長が伸びそうな白鳥晴都さんです。
川島鈴遥さんは、美形でキラキラした瞳が美しい、小柄な和風美人という印象の女性でした。
白鳥晴都さんが海に入っていくところを追いかけて捕まえるというシーンがあったのですが、思ってた以上に白鳥晴都さんがグイグイ海の深いところまで入っていくので止めるのが大変だったっていうお話をされていました。
そして、オダギリジョーさん!
私的には「大豆田とわ子と3人の元夫」以来、すっかりオダギリジョーさんの虜になってしまい、今一番会ってみたい俳優さんだったりしました!
髪型も服装も、オダギリジョーさん以外誰も似合わんやろう、というようないでたちでした。
とにかくめちゃくちゃカッコよかったです!
舞台挨拶では緊張しているであろう他のメンバーを和ませるような、ちょっととぼけたような発言もされていたりして、観客席からも笑いがもれるような楽しい舞台挨拶となりました。
オダギリジョーさんはご自身でも、映画監督のご経験があるというのもあって、 松本優作監督にも、ご自身のアイデアなんかを提案されていたとのことでした。
オダギリジョーさんが演じていたホームレス坂本ですが、当初、松本優作監督は段ボールで生活するという設定をされていたそうなのですが、オダギリジョーさんのアイデアで軽トラで生活をするという形に変えたそうです。
また、映画中ではオダギリジョーさんのアドリブの部分多かったみたいです。
きっと優太と坂本のやりとりで、私たちをクスっと笑わせてくれたような場面は、アドリブだったんだろうな~とお察しします 笑
久々に参加できた舞台挨拶!幸せなひと時でした~!
舞台挨拶終了後は、出待ちも頑張りました 笑
白鳥晴都さんと川島鈴遥さんは30分もしないうちに控室から出て来られ、エレベーターホールにおいでになりましたが、オダギリジョーさんがなかなか出て来られなくて、かなり粘りました。
結局2時間後くらいに建物の外に出て来られて、お車でお帰りになる様子を見届けることができました。
とても充実した一日で満足でした!
https://twitter.com/stardust_web/status/1551885081706659842
『ぜんぶ、ボクのせい』の公開日はいつ?
映画『ぜんぶ、ボクのせい』は、2022年8月11日(木曜日・祝)より新宿武蔵野館他の全国の映画館で公開予定です。
白鳥晴都さんをまだご存じない方が多いかと思いますが、白鳥晴都さんは今後覚えておいて損はない俳優さんだと思います。
ますます活躍されそうな大物感を感じずにはいられない俳優さん!
今のうちに是非チェックしておいてくださいね!
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